地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、京都市伏見区の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

京都市伏見区の地域情報サイト「まいぷれ」

伏見人

平田 義さん(向島まつり/実行委員長) vol.221

それぞれの個性や文化を持ったみんなが主役の祭り『向島まつり』を支える愛と平和の伝道師☆


本日の伏見人は、伏見区向島で開催される『向島まつり』の実行委員長、平田 義さんにお話を伺いました。

 

地域の新しい祭りとして始められた『向島まつり』そんな祭りが生まれたきっかけとは?

またこれかれの向島まつり、そして向島の町にどんな思いを抱かれているのでしょうか?

 

10月27日に開催される向島まつりを前に、平田さんが大切にされている思いを聞かせていただきました。

Q1. どんなお仕事/活動をしていますか?

様々な手作りのお店や、様々な国の美味しい屋台等バラエティー豊かな出店と、子ども達も楽しめる企画がもり沢山の向島まつり♪

地域の学生による吹奏楽のステージ。団地から空に抜け音が気持ちいい!

“地域の人がみんな主役”のみんなで作る向島まつり

 

向島地域で毎年秋に開催される『向島まつり』の実行委員長を勤めさせていただいています。

 

もともとこのまつりは、向島駅前の景観等を保護するNPO法人向島駅前まちづくり協議会さんが立ち上げたお祭りなんです。

 

向島の地域も一部の地域では御香宮さんのお祭りなど伝統的な祭りに参加することがあるのですが、ニュータウンでは、もともとそういった祭り事態が存在しなかったので、地域のお祭りとして新たに作られました。

 

立ち上げ当初は、プロの司会者やアーティストを呼んで祭りをするという流れもあったのですが、せっかく地域の祭りなんだから地域の方に出てもらった方がいいと思い、現在のみんなで作る向島まつりに変化。

 

昨年から私が一旦実行委員長をしていますが、今まで参加されていない向島地域の方が担当する事方が、また違った人を巻き込んでいけるという事になり、今後は住民の方へ代表のバトンを渡して行きたいと思っています。

 

Q2. 大切にしていること/こだわり

向島在住の海外の方達と地域住民が同じステージで何か1つの事を行うというのも多文化共生地区の向島らしい。

祭りを通してこの地域の多様性を知り豊かさに気づいてもらう機会に。

 

向島まつりの実行委員長でもあるのですが、本職は牧師であり、保育園や療育を必要とする子ども達の幼児園、また障がいのある方へのヘルパー事業やデイサービス等をおこなっている『愛隣館』の館長を努めています。

 

愛隣館として職員にも力を借り、この祭りを盛り上げるためマンパワーとしてこれまで向島まつりに携わって来ました。

 

向島は外国の方達も多く生活をされている地域であることや、団地の多さから『多文化・多世代共生の街』というコンセプトがあります。

それは愛隣館が掲げる、どのような人も、その人らしく、あたりまえに、安心して暮らしてゆける『インクルーシブな社会の実現』というコンセプトと親和性が、あるなぁと思っているんです。

 

みんなで作りみんなで楽しむ向島まつりを通して、参加される方達が国籍の違い、障がいのあるなし、それぞれの世代の考え方の違いに触れる機会になればとも思っています。

また、そんな多様な方達が混在する他の街にはない向島の豊かさや魅力を知ってもらう機会になればなとも思っているんです。

平田さんが館長さんを勤めていることもあって愛隣観の職員さんも個性豊かでおもしろい方が多い。笑

様々な人を巻き込み、造り・伝え・繋げる地域に愛されるおまつりに。

Q3. 伏見のココが好き!!

どこか“生まれ故郷のニオイ”がする伏見区

京都に長く住んではいるのですが実は中学校3年生までは大阪に住んでいたんです。

そこから京都の岩倉に引っ越して、1984年に愛隣館の職員として伏見の地に足をいれました。

住んでいたのが京都駅より北の方だったので、南側を知らなかったのですが、なんというかいい意味で京都っぽくないというか…笑

人や街に生まれ育った大阪のテイストを感じる雰囲気があって、どこか懐かしくもあり過ごしやすい街。

そんなところが伏見の好きなところかなぁ。

 

 

桃山方面から向島にかかるトラスト橋。ここが1番伏見区を感じる場所なんだそう♪

Q4. オススメのお店・場所


東西に伸びる向島の四季を彩る美しい森


向島駅から東に中央公園という人工の森の道が続いているのですが、緑が豊かで、春は桜、夏は青々とした緑、秋には紅葉と四季折々の景色が楽しめるのでとても気に入っている場所なんです。


中央公園に流れる小川にはメダカ、エビ、カニと様々な生き物が暮らしていて、夏には地域住民によるホタルの放流があったりと、街でありながら自然が満喫できるんですよ。


愛隣館の事務所はそんな中央公園に面した道の向かいにあるので、風に揺れている木々のえだ先の様子が見えたりして、その景色もまた絶景で大好きなんですよね。


四季折々の彩りを魅せる中央公園。取材時はキンモクセイのいい香りがしていました。

平和を願う人々の思いをを込めて中央公園に植えられたアオギリ。

この地域から世界の平和を願います。

Q5. 今後の目標


若者が、いきいきと元気に活躍する地域へ

 

向島に地域コンサルタントが入り向島ビジョンができ、子ども・若者・防災・安心できる暮らしと、それぞれの課題に向かって話し合い取り組む機会が出来たこと、また京都文京大学と一緒に様々な取り組みを行えた事で地域の人達が、以前より向島をよりよい街にしようという活動が出来ているなぁととても感じています。

 

これまで、そんなまちづくりを支えてくれたり、おもしろい事をやっていこう!とされてきた方達の気持ちや活動を、これからの方に引き継いで繋いでいくことが大切と思っているので、それが今後の目標かなと思っています。

 

それと、もともと向島中学校があった場所に、地域の交流スペースが今後出来るのですがそこが1つの拠点になり、ふらりと誰でも立ち寄れて地域の情報が得られたり、交流を楽しめる場所にしていけたらなぁとも思っています。

 

また、団地というと、少子高齢化で子どもや若者がどんどん少なくなっている…そんな淋しい印象を持たれることがあるのですが、そんなイメージを吹き飛ばすような、若者達のパワーがこの地から溢れている、そんな風になってほしい。

 

それには、これまでの地域の子ども達の学習支援や、子ども食堂のような寄り添うイメージのものに併せて、子ども達や若者が自発的にやりたいことに対して行動出来るような、若者達が活発に活動出来るような機会をつくったり、これからの人に残していける活動が出来たらいいなと思っています。

 

若者達が自ら自分達や、また別の若者達のために欲しい場所や形を作る。

そのために若者達が自ら声をあげ、志願書を作り京都市長にぶつけにいく!

そんな風になったらめちゃめちゃおもしろい。

 

向島まつりにもステージや出店など、子どもや若者達が主体的に参加してくれる、そんな風になったらもっとおもしろいし嬉しいなぁと思っていますね。

Q6. まいぷれスタッフ独自調査中!最後の晩餐に食べたいものは?

懐かしい優しいあのおうどん。

最後の晩餐に食べたいものは富美屋の鍋焼きうどんですかね~。

京都に引っ越してきた頃、母の買い物に付いていった時に大丸の近くにあった富美屋で初めて鍋焼きうどんを食べたのですが、柔らかーく炊かれたあの甘く優しい鍋焼きうどんの味がなんとも美味しくて、今でも大好きなんです。

 

最近はお店に食べに行かなくとも自宅で食べれるうどんパックなんかも売られていいますよね。

こんな話をしていたら、最後の晩餐といわず、今食べたくなってきましたよ~笑

【編集コメント】

私の出身地である向島地域で昔から地域に根差した活動をされている平田さん。

 

そんな平田さんとは大人になり、この地域での催し事に関わらせて貰った事をきっかけに関わる機会が増えました。

 

牧師さんでありながら複合的な活動を行う施設の館長さんを勤めたり、様々な地域活動をされたりと、とにかく肩書きが多いお方。

そんな素晴らしい肩書きとは別に、私の中での肩書きがあってそれは、平和を大切にされとにかく壁がなく、最高におもしろがりの気持ちのキャッチボールがべらぼうに上手な超人格者。

 

いつも私が『こんなんやりたい!』という事を全く否定せずに『いいじゃないですか~』と言って背中を押してくださるスーパー受け皿が広い平田さん。

 

お話の中で聞かせていただいた、“若者達が主体的に動き何かを始めることを応援したい”という今後の展望も、子ども達、若者達が平田さんという存在を知っていれば、また、平田さんの様に『いいや~ん』と言って柔らかく受けとめてくれる大人が沢山いれば声を出していきやすいんじゃないかな?とも思いました。

 

少し道を作るだけで流れは変わる、そう思っているので私も向島の1大人として、これからの若者たちの思いや考えを、聞けた際にはしっかり受け止め先ずは『いいやん♪』と声をかけていけたらなぁと思います。

 

中央公園の豊かな森のようにこの地域を温かく見守る素敵な平田さんは、向島に無くてはならない存在だと私は思っているんですよ♪

 

(取材 ちーこちゃん)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

人気のキーワード