伏見人
日常のグレードをあげる服や雑貨を見つけてもらいたい。洋服雑貨店 vivreオーナー、田澤 馨さん☆
本日の伏見人は、丹波橋通りを西に5分。
板橋小学校近くにある洋服と雑貨のお店『vivre』のオーナー田澤 馨さんにお話を伺いました。
日常の暮らしに花を添えるような、心踊るアイテムを多数揃えた素敵なお店。
田澤さん自らが買い付けた厳選の洋服や雑貨は一見の価値ありです。
時代のニーズを取り入れながらお店を続ける事の大変さや、大切にされている考え方など田澤さんの芯の強さを感じる取材となりました☆
ディスプレイには、生花で彩りを添えています。
もともとインポートブランドのショップ店員や、バイヤー(買い付け)の仕事をしていました。
その影響でいつしか自分の理想を詰め込んだ、セレクトショップをもつ事が夢になりました。
日常のグレードが上がるような雑貨や、気分が高揚するような洋服を探してもらいたい。
買い物を通して、心を豊かにする安らげる時間を提供する事がお店のコンセプトです。
インポートの上質なものから、手頃な価格帯でいて素材にこだわった洋服まで幅広く取り揃えています。アパレル業界が長いのもあって洋服の選定には自信があります。コーディネートのお手伝いは任せてください♪
センスが光る靴や鞄、帽子といった小物も充実しています。
おしゃれな食器、アロマオイルなど選りすぐりの雑貨は見るだけでも楽しいですね。
ひとりでお店を切り盛りしていると、話す相手が対お客様だけになってしまいがちです。
もちろん光栄な事ですが、それだと周りには私の事やvivreというお店を気に入ってくださる人だけになってしまう。
言わばYESと言ってくれる人だけとのお付き合いになってしまうのです。
しかし一歩お店の外にでてみると、YESと言ってくれる人とだけ付き合うわけにはいきませんよね。
私はコーヒーが好きという事もあり、バリスタの仕事に興味を持ちました。
自分の得意分野のアパレルの仕事だけに軸足を置くよりも、自分の好きな世界観を広めていく事も重要だと思ったからです。
新しい事に挑戦する時には当然、自分よりもはるかに若い人から教わる場面もあります。
人との出会いで学べることがまだまだあり、オーナーでやっているのとはまた違う価値観を得られると思っています。
ご近所にお住まいの常連さんとは、連絡を取り合う仲です。
アクセサリーも、私がセレクトしています。
私は生まれも育ちも、ここ伏見桃山界隈。
学校、スーパー、公園、図書館、商店街となんでもあって便利なのに、歴史もあって景観が良い。
自然もちゃんとあるのに駅も近い、こんなにも行動しやすい街はなかなかないと思います。
社会人の時に大阪や奈良で働いていたので、他の街にも土地勘はあります。
けれど、このお店をしようと思った時は迷いなくこの地を選びました。
やっぱり伏見、とくにこの界隈の雰囲気が好きなんでしょうね。
大手筋商店街で、お店に飾るお花を買っています。
いつも行くお店は、花やすさんです。
ドラッグストアに行った帰りに、のんびりコーヒーを飲んだりして。大手銀行も近い範囲にあって。この商店街だけで事が足りてしまう。やっぱり私のオススメの場所は大手筋商店街ですね!
コロナ禍で外出が減り、アパレル業界全体の元気がなくなってしまいました。
その事もあり、インポートとリーズナブルな服をバランスよく取りいれた商品展開に変えました。
私はSNS発信やオンラインショップもしていますが、アナログの発信に重きを置いています。
地元の人にお店を見つけてもらって、私とコミュニケーションをとってもらいたい。
だからこそ、時代のニーズに合わせて、打ち出し方を変えてでもお店を続けること。
お店がここにあり続けること。それが今後の目標だと感じています。
グルメじゃなので特にこだわりはないのですが、麺類がいいかもしれません。
しっかり出汁のきいた、コシのあるうどん!
理由は、昨日食べて美味しかったから…そんな感じです笑
【編集コメント】
人当たりが良い馨さん、私も常連のお客様もお話しが弾み楽しい時間を過ごしました。
軸を色々な所に持ち世界感を広げることや、継続する強さを教えていただけたように思います。
私自身、共感する事や学ぶ事が多い取材となりました☆
(取材 ばらやん)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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