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伏見人

坂本龍馬さん(海援隊/隊長) vol.211

日本を今一度せんたくいたしたく申候

伏見みなと公園の 龍馬とお龍の像

本日の伏見人は、高知県高知市ご出身で、伏見とも縁のある 海援隊 隊長 坂本龍馬さんにお話を伺いました!

 

日本人なら知らない人がいないくらいの有名人ですが、伏見との縁については、多くの人が知らないのではないでしょうか!?

そんな龍馬さん、現代を生きている若者にどうしても伝えたいことが有るということで、熱く語っていただきました。

Q1. どんなお仕事/活動をしていますか?

高知城 天守閣

高知城内の山内一豊の像

土佐弁でごあいさつ☆

 

みんなー、こんにちわ!

あしは、坂本龍馬と申するがで。

今日は、まいぷれさんの取材を受けちゅうが。

土佐出身やけど、伏見人というコーナーとのこと。

たまに土佐弁が混じるがでが、よろしくお願いするがで。

国立国会図書館所蔵「近代日本の肖像」より

時代ニモマケズ教科書ニモマケズ

 

わたしの仕事ですね。

今は、若者たちの【夢】を応援するために、日本全国津々浦々、奔走しています。

生前は、土佐藩を脱藩し「浪人」の時代を経て「海援隊 隊長」を務めていました。

 

脱藩は死罪に値する大罪です。ここが大きな転換期でしたね。その後、いろんなことが有りましたが、縁あって海運業を目的とした亀山社中(後の海援隊)の隊長(代表)に就任しました。

 

その後、時代が流れて現在。

多くの映画やドラマにも取り上げられ、幕末といえば「坂本龍馬」と言われるくらい有名になってしまいました。これも『竜馬がゆく』(司馬遼太郎 著)の司馬さんのお陰でもありますがね。

 

ところが、最近、わたしの名前が『教科書』から消えるかも!? との噂があります。

理由は、メインの業績である「大政奉還」へ関わり合いが低かった、とのこと。大政奉還とは、江戸幕府の将軍様が天皇へ政権を返還し、そのことで江戸時代が終わり明治時代への転換の第一歩のできごとです。それと、江戸幕府を瓦解するきっかけを作った「薩長同盟」も、そんなに深く関係していない、とのこと。

 

わたしは、今の子供たちが、歴史教育の暗記地獄から解放されるなら、どちらでもいいです。

そもそも歴史教育は、「暗記」ではなく、その時の歴史的事実が、今にどう繋がっているのかを学ぶ、つまり「」を「」で結び、その関係性を学ぶのが生きた歴史教育だと思っています。

 

わたしの名前が消えることで、少しでも暗記項目が減るなら、それはそれで大歓迎です!

Q2. 大切にしていること/こだわり

嵐山「落柿舎」前の土佐四天王
左から、吉村寅太郎、武市瑞山、坂本龍馬、中岡慎太郎

歴史は繰り返す。ほんじゃあきにこそ、日本の洗濯を。

 

本日の伏見人のサブタイトル『日本を今一度せんたくいたし申候』という言葉ですが、これは「長い幕藩体制の中で錆び付き身動き出来なくなってしまった日本を、もう一度洗濯してその錆を洗い流し、新しい近代国家として再建したい」という意味合いです。

 

これは、正しく現在の日本のおかれた状況のように感じています。

 

国家権力を手にすると、大きな失敗をしない限り、長期政権になりがちです。政権が長く続くと、どうしても錆びついてしまう。奈良時代もしかり、平安時代もしかり、鎌倉時代もしかり、室町時代もしかり。当然、250年も続いた徳川氏による江戸時代も、錆びついた結果、次の時代へと移ろいでいます。

 

今日の日本でも、似たようなことが起こっていると思っています。

 

古代ギリシャの歴史家ツキジデスの言葉で「歴史は繰り返す」という名言があります。いつの時代も人間のやることは変わりない、という意味合いです。

 

そういう意味で、大きな「革命」が起こる前に、常に「改革」を意識して変化していくべきだと思っています。そのためには、革命家は必要なく、今の体制をいかに良くしていくかを考えるマインドが必要だと思っています。

 

洗濯とは、汚れを落とす。という意味です。今求められてるのは、この「改革」を起こす教育だと思っています。

 

そのためには、現在の若い人たちに頑張って欲しいと思っています!

Q3. 伏見のココが好き!!

江戸時代を見守り、明治がスタートした伏見

 

伏見は、わたしの婚約者 お龍に会うために、度々、寺田屋に訪れたくらいで、特にココが好きというのはありません。わたし自身、全国を飛び回っていたため、伏見の滞在時間もそんなに多くなかったのでね。

 

ただ、江戸時代は、ここ伏見で始まり、この伏見で終わったといってもいいと思います。江戸時代のスタートである1603年に、徳川家康が征夷大将軍の宣下を受けたのは、ここ伏見。また、江戸時代末期に、幕府が滅びるきっかけとなった「戊辰戦争」の緒戦でもある「鳥羽・伏見の戦い」がはじまった場所も、ここ伏見です。

 

江戸時代の大きな転換にかかわってきた伏見。

 

そんな伏見ですが、いつかここ伏見で、日本を転換する大きな出来事が起こるかも!? と、「夢」なのか、「期待」なのか、「野望」を持っています!

Q4. オススメのお店・場所

寺田屋に勝るおススメの場所はナシ

 

オススメの場所は、やはり『寺田屋』ですね。

 

坂本龍馬は寺田屋で命を奪われた」との都市伝説が出回っていますが、さにあらず!

寺田屋では、襲撃をされて手に大怪我を負っただけで、命は奪われていません。これも、婚約中の「お龍」の機転により助かりました。

 

この時に負った怪我で、それ以降は右手を懐に入れるようになりました。その後、正式にお龍と結婚し、怪我の治療のため、西郷隆盛さんのススメもあり鹿児島へ行きました。この鹿児島行きが、現在では、日本最初の新婚旅行と言われています。

 

お龍とは、1864年頃に出会い一目ぼれ。同年の8月には内祝言を挙げています。その後、生活に困っていたお龍を、知り合いの寺田屋のお登勢に預け、お龍は「お春」という名前で、働いていました。

 

1866年1月の深夜2時頃。伏見奉行所の取り方30名ほどに囲まれ、絶体絶命の状態でした。いち早く、お龍が気づいてくれて、風呂から裸のままその危機を知らせてくれました。高杉晋作からもらったピストルで応戦したものの手に重傷を負ってしまいました。なんとか寺田屋を脱出し、伏見の薩摩藩邸に逃げ込んで、九死に一生を得ることができました。これが寺田屋遭難の顛末です。

 

ちなみに、当時の寺田屋は鳥羽・伏見の戦いの折に焼失しています。現在のもの、当時の敷地の西隣に、新しく建てられたものです。

坂本龍馬 避難の材木小屋跡

寺田屋で襲われた後、一時避難した場所

薩摩島津伏見屋敷跡
ここで薩摩藩の救援を待ってた場所

寺田屋の龍馬像

Q5. 今後の目標

霊山墓地からの展望
霊山墓地には坂本龍馬の墓地があります。

夢は寝ちゅーときだけ見ても面白うない! 起きちゅーときにこそ夢を見よう!

 

先日、子どもたちとこんな話をしていました。

 

龍馬)みんなの「夢」は何ですか!? 「夢」はいっぱい持ちましょう! 空を飛びたいという夢から飛行機が生まれ、夜の時間を有効に使いたいという夢から電球が生まれました。たくさんの「夢」を持って、素晴らしい日本にしていきましょう!

 

生徒A)「夢」をたくさん持つって、怖くないですか!? 実現できるかどうかわからないことは恐いです。しかも、「夢」の話をすると、友達から馬鹿にされてしまいます...

 

 

「夢」を持つことが怖いという思い。わたし自身に全くない発想だったので、この質問にビックリしました。

 

我々の時代は、皆で集まっては、土佐の夢、日本の夢などを夜遅くまで語り合ったものです。しかし、今の子供たちは、夢を抱くこともなく、それを友達と語り合って、ワイワイと盛り上がることもないかと思うと、不憫で不憫で。

 

確かに、人には言わないが、自分の心の奥底には「夢」を持っているかもしれません。

しかし、「夢」を語り合うことで修錬され、その中から一つでも実現できれば、この日本は大きく変わっていくと思っています。たくさんある「夢」の一つが「目標」に変わった瞬間こそが、日本が変わるチャンスの瞬間かもしれません。

 

そういう意味で、多くの子供たちや、大人たちが「夢」を持つことが、この日本を洗濯していくきっかけになると信じています。わたしは、たくさんの「夢」を子供たちが持つお手伝いをしていきたいです。

高知の はりまや橋

Q6. まいぷれスタッフ独自調査中!最後の晩餐に食べたいものは?

某店の「カツオの塩たたき」

土佐にぜひきとーせ

 

あしの好物は、軍鶏と鯖や。

ほんじゃき、近江屋で襲撃される直前、軍鶏鍋が食べたくて、準備をしちょったところや。

やけんど、ばっさりながら食べられんで、こちらの世界へ来てしもうた。

 

ほんじゃき、軍鶏鍋!言いたいと懲りけんど、さにあらず!

 

実は、京都では、なかなか食べられん、アレぞね。

そう土佐名物の「カツオの塩タタキ」☆

 

確かに、馬路村のポン酢をかけた「カツオのタタキ」もえいけんど、はやり「塩タタキ」が一番ぞね!

皆さんも、高知へ行かれた際には、ぜひ「塩タタキ」をご賞味くれん!!

カツオのたたき!実演。

お盆特別企画 坂本龍馬クイズ!

 

Q1)私の星座は、現在でいう「いて座」である。○か×か!?

 

Q2)私が亡くなったのは、伏見の寺田屋である。○か×か!?

 

Q3)私の名前は、「龍馬」か、あるいは「竜馬」か、どちらが正しいでしょうか?

 

回答は次のページです!

【編集コメント】

私自身、高知が好きで、もう20回以上も訪問しています。目的は、大好物の「カツオの塩たたき」を食べるため。塩たたきは、新鮮なカツオでないと美味しくありません。カツオ好きが高じて高知へ通い、そこで坂本龍馬を知り、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」(全8巻)を読破し、龍馬ファンになった!という流れです。

 

そんな高知ですが、私のおススメする高知の名産を紹介します!

カツオの塩タタキ

 ※坂本龍馬さんもイチオシのこれ!高知に行けば必ず食べき!カツオのイメージが変わりますよ。

ウツボのタタキ

 ※全国にウツボ料理は数あれど、ここ高知でしか味わえない「ウツボのたたき」は絶品ですよ。

ケンピ

 ※芋ケンピならぬ高知の郷土菓子「ケンピ」。とてもとても固いが、お手頃価格で土産にピッタリ!

 

これをご覧の皆さん!高知へ行かれた際にはぜひご賞味ください☆

(取材 まいぷれ編集長)

まいぷれは高知にもあります!
ぜひ、ご参考に☆

まいぷれ高知

桂浜の龍馬像

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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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