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伏見人

大濵育恵さん(健幸プラス/代表取締役)vol.131

地域の繋がりを大切に、美味しい食事と健康を届ける大濵育恵さん☆

本日の伏見人は、向島にある『健幸弁当DELI(株式会社健幸プラス)』の代表取締役、大濵育恵さんにお話を伺いました。

 

『地域』×『食』×『健康』のキーワードを基に、様々な事業を展開されている大濵さん。

未来の子どもたちのためを思う新たな子ども食堂事業にも注目です!

Q1. どんなお仕事/活動をしていますか?

向島地域の高齢者の健康を見守る配食サービス

 

地域の方に向けて『健幸弁当』の配食サービスや、会議弁当等の配達をメインに様々な事業を展開しています。

 

主人が後を継いだ「むかいじま病院」の配食サービスが法改正により廃止の危機となると聞き、今の事業をスタートさせました。

元々看護師として食生活の大切さは理解していましたし、私自身子宮頸がんを患ってからは健康に対する想いがより強くなりました。

 

ニュータウンと呼ばれていた向島も、今はオールドタウン化しています。

高齢者の一人暮らしや老老介護が問題となっている中、自宅で栄養のある食事を取ることはとても大切です。

 

また、お弁当を直接手渡しすることで、その方の体調や生活を見守る役割も担っています。

Q2. 大切にしていること/こだわり

店頭販売も曜日限定・数量限定で販売中。

適塩にこだわる、からだ想いの美味しいお弁当

 

“適塩”という概念を大切にしています。

塩分には適正量というのが定められていて、1食辺り2.5g未満

ところが、飲食店ではリピート率を上げるために塩分を増やす傾向にあることを知っていますか?

生きていくために塩分は必要不可欠ではありますが、摂り過ぎると体に良くないことは想像できると思います。

 

とはいえ、ずっと食事に気を遣い過ぎるのもしんどいと思うので、一食を『健幸弁当』に置き換えてみませんか?

むかいじま病院の管理栄養士が監修しているので、適正塩分量の範囲内でも美味しいものを日替わりでご用意しています。

昼夜食べればダイエットにもなりますよ♪

Q3. 伏見のココが好き!!

フードロス軽減のため冷凍健幸弁当もはじめました!

冷凍自販機はむかいじま病院に2台設置しています。

地域の力が必要となる温かい地域、向島

 

向島には親族がいない単身高齢者の方が多いです。

つまり、地域の目が必要だということ。

だからでしょうか、民生委員の方が積極的に動かれていたりと、熱い方が多いです。

 

公共交通機関も便利で、買い物や病院施設も充実しているので子育てもしやすいです。

実はオシャレなマルシェなんかも開催されているんですよ。

なのに、向島を良く思っていない方もまだまだ多いので勿体ないですね。

向島イメチェン計画実行中です!

Q4. オススメのお店・場所

家族連れもオススメ!酒粕ラーメンのお店

 

伏水酒蔵小路にある『らーめん門扇』にはよく行きます。

約10種類の酒粕銘柄の中から一つ選べる酒粕ラーメンがオススメで、鶏がらスープとよく合います。

鶏肉のチャーシューも絶品です。

うちの家族は食べたいものが皆バラバラなので、いろいろな店舗のお料理が楽しめる『伏水酒蔵小路』は家族で行きやすいですね。

Q5. 今後の目標

健康オタクではありません。笑

8:2の割合で2割は好きなものを食べています♪

子ども食堂を新しい視点で運営

 

『NPO法人セカンドキッチン』と提携し、子ども食堂を運営していく予定です。
はじめは子ども食堂には良い印象を抱いていませんでした。
ただ与えてもらうだけの場所に子どもたちが慣れてしまっていいのか、疑問に思っていたからです。

 

そこで考えたのは、子どもたちに私たちの仕事をお手伝いしてもらうこと。
例えば、地域の中小企業のチラシを各家庭にポスティングしてもらう。
そのお礼として、食事を食べてもらう。子どもたちの未来のためには、釣った魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える方が大切だと思うのです。

 

子どものころから地域と繋がりを深めることで、大人になってから向島に恩返しをしてくれる子が増えると嬉しいですね。

Q6. まいぷれスタッフ独自調査中!最後の晩餐に食べたいものは?

大好きな和牛です!

翌日の胸焼けを気にしなくて済みますしね。笑

中でも久しく食べていないレバ刺しは食べておきたいです。

株式会社 健幸プラス

弁当配食サービス/訪問看護ステーション

玄関まで届く安心のおいしさ『健幸弁当』を食べてみませんか!

京都市伏見区向島四ツ谷池14-19

【編集コメント】

 

バイタリティ溢れる大濵さん☆

元気の源はやはり、栄養たっぷりの『健幸弁当』なんだと思います。

健康ってなによりも一番大事!

 

子ども食堂に関するお話はとても興味深く、私も子を持つ親としてすごく頷ける話でした。

手をかけ過ぎるのではなく、子ども達には社会で生きていく術を教えていきたいですね。

 

(取材 さおしー)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。