伏見人
昔ながらの呉服屋さんや商店街に新しい風を吹き込む小林さん☆
本日の伏見人は、『小林呉服店』や『納屋町商店街』など、様々な組織の代表を務める小林満さんです。
きもの文化を広める活動はもちろんのこと、地元伏見が盛り上がるよう、新しい取り組みをたくさんされていますよ!
がんばる伏見7商店街合同夜市
小林呉服店恒例の舞妓のビアホールの様子
納屋町商店街にある『小林呉服店』の店主や納屋町商店街の理事長を務めています。
きものがもっと身近になるように、小林呉服店店内では、前結びの着付け教室を開講しています。
また、8月からは認知症の講座や体操教室など、カルチャー教室もスタート。
地域の皆さんがもっと気軽に立ち寄れる場になるように、どんどん新たな取り組みを始めますよ。
おこたで燗波~ぃイベントの様子
きもの産地には直接足を運ぶようにしています。
どんな歴史があり、どんな想いで作られているのか。
それを理解し、お客様に心の部分も伝えたいからです。
作り手とお客様の架け橋になれればと思っています。
また旧京都市染色試験場で西陣織や友禅染を習いに行ったこともあります。
自ら制作してみることで、より作り手さんの想いを汲み取れるようになったと思います。
上)呉竹総合支援学校生徒会役員との打ち合わせ
下)生徒会長との握手
教科書に載っていないような伏見の歴史がまだまだたくさんあるところです。
日本でのマッシュルーム栽培も、大正時代に伏見の桃山地区に旧軍隊の煉瓦造りの建物を菌舎として利用したことが始まりだそうです。
寒天もそうですが、あまり知られていない伏見発祥のものは意外とたくさんあります。
コロナで様々なイベントが中止になりましたが、今は伏見の歴史を勉強する時間と決め、勉強会も積極的に発案しています。
FM845「なやまっちラヂオ」は毎月第2金曜放送中
納屋町商店街には、価格が安いのにレベルの高い良いお店がたくさんあります。
わざわざ京都の都心まで行かなくてもいいんですよ。
9/1にオープンしたばかりの伏見納屋町小路にあるカジュアルフレンチのお店『Cocoro』もオードブルがとても美味しく良いお店です。
小林呉服店提供
呉竹総合支援学校高校一年生きもの体験クラス
商店街の役割として、もっと地元のコミュニティと繋がる必要があると考えています。
呉竹支援学校の生徒さんたちが描いたなやまっちの絵を商店街に飾ったり、きものを着てもらう体験をしてもらったりと、交流を深めています。
また、新しい形のイベント作りや新たなお客様とも繋がっていきたいです。
コロナ禍でも新たな試みを思索中ですので、納屋町商店街の発展を楽しみにしていて下さいね。
【編集コメント】
昔ながらの呉服屋さんも商店街も、小林さんの手に掛かると新しい風が吹き始めますね☆
コロナ禍で思うようにイベントができなくなっても、勉強の時期と捉え、歩みを止めない姿勢に私も付いて行きたくなりました!
(取材 さおしー)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。