1.ビタミンB1とは

ビタミンB1は、ビタミンの中で最初に発見されたものです。

科学的には"チアミン"と言う名称の化合物である。

エネルギーの供給（主に糖質）や老廃物の代謝に働く、日頃エネルギッシュに活動するための栄養素。

''倦怠感、イライラ感、むくみ、集中力''の低下の予防にも働きます。



2.ビタミンB1の働き

主に"糖質（炭水化物）の代謝"に働くことでエネルギーを生産し、脳、身体を活発に動かしてくれる潤滑剤となります。

糖質の役割でもあった"脳や身体のエネルギー源"という事を最大限に発揮するために必要な栄養素となります。

なので、糖質をエネルギーに変換することから
筋肉の疲労回復・脳の疲労回復ということにも
繋がります。



3.不足するとどうなる？？

糖質をたくさん摂取したところで、エネルギーに変えることができず、疲労物質がたまり、疲れやすくなる。。。

具体的には

"倦怠感、疲労、食欲低下、食欲不振"


に繋がります。

糖質の働きは、エネルギーとして脳や神経機能を正常に保つということもあります。

ビタミンB1が不足すると糖質がエネルギーに変わらず、神経に対しては

【手足にしびれ、感覚が鈍くなる】

脳に対しては

【集中力の低下、抑うつ気分、イライラ】
【記憶力低下、認知機能の低下、物忘れ】

このような影響が考えられます。



4.どんな人に必要？？

主に代謝という観点から言いますと

・糖分をよく摂る人
・お酒をたくさん飲む人
・インスタント食品を頻繁に食べる人
・激しい運動をする人

このような人たちは特にビタミンB1が必要と
考えられます。




5.多く含む食材

穀物の胚芽、豚肉、レバー、うなぎ、
ぶり、かつお、豆類　など

※アリシンが多く含むニンニクや玉ねぎなどと一緒に摂ると吸収効率がUPします。

ビタミンＢ群は互いに助け合い、効率的に働くため特にＢ1、Ｂ2、Ｂ６の三つは、同時に摂取すると良いでしょう。



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