まいぷれ伏見区編集スタッフ
京ちゃんです☆



伏見は、豊富な良質の名水に恵まれ、古くから酒造りが盛んに行われてきました。
そして、驚くほど多くの『酒蔵(さかぐら)』が存在しています。
その伏見の酒蔵を紹介ます。


ところで、日本酒の製造量(全国合計34万496キロリットル:2019年)では、京都が全国で２位です。


『招德酒造』は、近鉄・京阪電車丹波橋駅から西へ、徒歩約10分の所に位置しています。
創業は正保2年(1645年)で、大正時代に洛中から伏見の現在地に移転しました。


『招德』の酒銘は禅語の｢福以徳招{福(ふく)は徳(とく)を以(もっ)て招(まね)く}」からきています。


酒造りには、蔵内にある井戸より汲み上げた｢伏見の名水｣をそのまま仕込水としています。
伏見の水は、硬度のやや低い中硬水で、この水で酒を仕込むと、まろやかで、やわらかく旨みを秘めた味わいの酒に仕上がります。


また、｢米と麹と水だけでつくる純米酒こそが、日本酒本来の姿である」と、いちはやく純米酒の醸造を始めました。
そして、純米酒の復活と普及に努め「純米酒の蔵」として知られています。




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