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伏見人

松本 現薫さん(本門佛立寺 慧日山妙福寺/住職) vol.233

地域のために・そこで暮らす方々のために何ができるか?を問い続ける御住職☆


 

京阪伏見桃山駅・近鉄桃山御陵駅から徒歩10分弱。両替町通をまっすぐ歩いた突き当たりに見える妙福寺さん。

 

地域に根差すお寺さんの六代目御住職としての熱い想いを、じっくり教えていただきました✨

Q1. どんなお仕事/活動をしていますか?

ご本堂では毎朝、法要が勤められています

お寺の3階で開かれる「学研教室」。子どもたちの声が響いていました

伏見で代々続くお寺として

 

ふだんからご信者の方がお参りをされるお寺でして、毎月本堂で法話をしているのと、本門佛立宗では南無妙法蓮華経を唱えるという修行なので、みんなでお題目を唱えています。

ご信者さんが中心ですが、ご信者さんでなくともお参りをしていただくことができます。

 

ここは私で六代目になります。生まれたときからずっと伏見です。

宗派としては世襲が決まっているわけではないですが、二十歳くらいのときにこのお寺を継ごうと気持ちが決まりました。

Q2. 大切にしていること/こだわり

明るく広い間口がウェルカムの気持ちを表しているようです

「お助行」を通して孤立や孤独が少しでも軽減されるように

 

お寺にはさまざまな方がいらっしゃいます。ご病気の方、ご家族が病を患っているという方、悩みがあるという方々…。

お悩みはそれぞれで、そう簡単に解消するものでもないですが、お参りをすることでちょっとでも前を向いて帰っていただくことができたら、とてもうれしいですね。

 

先日、ご主人がご病気でご入院が長引いているという方が来られました。

朝のお参りが終わったあとに1時間南無妙法蓮華経を唱えられて。それをお一人でなく、そこに集っていたご信者さん15名ほどが一緒になって唱えられていました。

やはりそれは、とても支えになりますし、みなさんでその方を応援するような、そんなお参りの仕方もあります。

本門佛立宗では「御助行(おじょぎょう)」と呼ぶのですが、とても大切にしている修行です。

 

ご信者さんのお宅にお顔を見に行って、少しお話をしてお参りをすることもあります。

いまはお仏壇のないお宅も増えていますが、それぞれの生活の様式に合わせて、手を合わせる場所があるというのは大事なことかなと思います。

からだが思うように動かなくなっても、元気をなくしている方やお悩みのある方にも、往診をするようにお顔を見に行ってお参りをすることを大切にしています。

 

孤独や孤立してしまう世の中ですし、コロナで拍車がかかり、力が失われてしまったと感じます。

今いちどそのあたりをがんばって、お顔を見ながら「お助行」をしていきましょう、と申し上げています。

 

好評だったクラシックライブは今後も開催予定♬

「お寺でキックボクシング!」子どもから高齢者まで楽しく汗を流します

Q3. 伏見のココが好き!!

居心地がよく、美味しいお店も多い伏見

 

小学校は南浜小学校、中学は桃陵、高校は桃山高校で、大学も龍谷大で、伏見から全然出ていません(笑)。

他の京都の地域の話と比べても、結構同級生が地元に残っている印象が強いです。

居心地がいいのではないでしょうか。

 

お手頃な価格でいただける美味しいお店がたくさんあるのもいいところですね。

市内中心部と同じクオリティなのに、それほど高くなく美味しいものがいただけるのは、うれしいですね。

Q4. オススメのお店・場所

美しい伏見の春。十石船が行き交うのを眺めながら心洗われるひととき

ずっと長くお気に入りのお店たちとその理由

 

月桂冠さんの左隣にある吉招庵さん。元々京都の有名店で修業した方がこちらに帰ってきて開業され、とても美味しいのでおススメです。

ハレの日というか、特別なときによく寄せていただいています。

川沿いで眺めもよく、十石船の停留所のすぐ上ですし、春が特にきれいですね。花筏がとても美しい。

 

大手筋のバー、シルバームーンも素晴らしいですね。アイリッシュ的なつくりの、店長の北畑くん手造りの店で、ちなみに彼も地元の後輩です(笑)。

京都でもこの業界指折りのお店だと思います。

家内と出会った想い出の店でもあります。

Q5. 今後の目標

子どもたちにお仕事体験してもらう「みらふれ」の会場にもなった妙福寺さん。“一日住職”たちは何を感じてくれたでしょうか✨

お寺に集っていただき、そこから地域を元気にしたい

 

たくさんのひとがお寺に集ってくださるように、いろいろやっていきたいと思っています。

 

今年はまた2月22日(土)夕刻からクラシックライブを開催します。

 

キックボクシングのイベントもまたやります。

こちらも伏見のご縁で、「地域のひとを元気にしたい」ということで教えに来ていただいています。

「キックボクシングをやらなさそうなところでやってみよう」「ならばお寺やな」、と始まりました。

小学生から上は70歳代の方まで、お寺まで歩いてこられる方どなたでもお越しいただいています。

みなさん、とても楽しんでくださっていますよ✨

Q6. まいぷれスタッフ独自調査中!最後の晩餐に食べたいものは?

最後はやはりアレ?

 

食べ物に対する特別な想いがなくて、出されたものをありがたくいただくのですが…。

最後と言われると、塩にぎりですかね。

ふつうの白ごはんをにぎって塩味をつけただけの、塩にぎり、ですね。

 

本門佛立宗 妙福寺

寺・寺院

今生きている人が幸せになることが出来る場所

京都市伏見区柿木浜町423

【編集コメント】

 

御住職ということで少し緊張していたのですが、現薫さんが本当におおらかで話しやすいお方で、取材中もとても楽しくさまざまなお話を伺うことができました。

 

お寺さんというと、若い世代にはなかなかなじみが薄いかもしれませんが、本来はもっと多くの地域住民が当たり前のように集い、悩みだけでなく喜びも分かち合う場所だったんだろうな、ということを改めて感じました。

なかでも「御助行」というのは、孤立や孤独が深刻な課題となっているいまの時代にこそ、必要とされるものかもしれません。

 

クラシックライブやキックボクシングなど、親しみやすく間口の広いイベントも開催されますので、ぜひ足を運んでみてほしいと思います!

 

2月22日開催「キックボクシングエクササイズ」「100万人のクラシックライブ」について詳しくは下記をご覧ください✨

 

 

(取材 ナッツ)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。