結いぷれ伏見区プロジェクト
小学5年生の子どもたちがお道具箱の整理・整とんにチャレンジ!

京都市立藤ノ森小学校で行われた、ゲストティーチャーによる特別授業を取材させていただきました。
今回は、5年生の家庭科の授業「ものを生かして住みやすく」をテーマにした単元を、整理収納の専門家であり、おかたづけPlannerとして活躍中の高橋香織先生が授業を担当されるということで、特別に取材をさせていただきました。
授業は高橋先生の自己紹介からスタート。
高橋先生のお仕事は、整理収納アドバイザーです。普段は、皆さんのお家を心地よい場所にするために、さまざまなサポートをされているそうです。
次に、子どもたちに大切なルールを伝えられました。それは、「みんなで助け合って整理・整とんをすること」です。
整理・整とんは得意な人、苦手な人がいるけれど、得意な人は苦手な人をぜひ助けてあげてほしいとお話されていました。
確かに、なにごとにも得意・不得意は存在します。「得意な人が手を貸してあげる」という考え方は、何をするにも大切な心構えとなります。優しい高橋先生らしいルールだと感じました。

次に、高橋先生から子どもたちに、こんな指示が出されました。
「お道具箱からのりを取り出してください」
こう言われたとき、ものをパッと出せる人もいれば、なかなか見つからない人もいます。
パッと出せたときは、スッキリした気持ちになるし、ものごともスムーズに進みます。
ですが、すぐに見つからないときは、焦りが募り、授業の進行も妨げてしまうかも知れません。
このようにマイナスの事態に陥らないためにも、整理・整とんをしっかり行い、すぐに必要なものを取り出せるお道具箱にしておくことが大切だということを、のりを出す体験を通して高橋先生は伝えてくれました。
子どもたちも整理・整とんの必要性をリアルに体感できたようです。
それではいよいよ、自分たちのお道具箱を整理・整とんする作業がスタートです。
まずはお道具箱の中身をすべて取り出します。
すると、予想通り「こんなものが入ってたの!?」という発見の連続です。
使えなくなったのり、しわくちゃのプリント、絵の具セットに入っているはずの絵の具がなぜかお道具箱に…と、いろいろなお宝(?)が登場しました。

※お道具箱は保護者の許可を得て掲載しています
次に「いるもの」と「いらないもの」に分ける作業へと移ります。ポイントは、今の自分に必要なものかどうか、しっかりと考えることです。
例えば、お道具箱にえんぴつを入れるのは通常は不要ですが、「ふで箱を忘れたときのために入れておきたい」と本人が思えば、それは必要なものになります。
このように、自分で考えて判断する力が、整理・整とんを通じて養われるというわけです。

分類が終わったら、よく使う順に手前から住所(置き場所)を決めていきます。
今回は、仕切りとして牛乳パックを活用することで、小さいものが散らばらずスッキリ収納できるようになりました。

子どもたちも夢中になって取り組み、見違えるようにキレイなお道具箱の完成です!

授業の最後に子どもたちに感想を聞いてみると、
「最初はめんどくさいと思ったけど、やったらスッキリした!」
「これで勉強がしやすくなる!」
「家もキレイにしたいと思った!」
という声がたくさん生まれました。
子どもたちは整理・整とんを通じて、心地よさや達成感を実感できたようです。
高橋先生のお話では、「1日5分探しものをすると、1年間で30時間も探しものをしている計算になる」とのことでした。
1日で考えるとわずかな時間でも、積み重ねれば膨大な時間になります。整理・整とんを習慣にすることで、時間を有効に使える生活も手に入るかも知れませんね。
今回の授業では、整理・整とんの大切さだけでなく、大人になると必要となる判断力を学ぶ貴重な体験ができたようです。
大人の私も日常生活を見直すきっかけにもなりました。
おかたづけPlannerの高橋香織先生、
藤ノ森小学校5年生の皆さま、
そして藤ノ森小学校の教職員の皆さま、
取材へのご協力ありがとうございました!
(2024年12月18日取材 さおしー)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。