1.ビタミンAについて


脂溶性ビタミンのビタミンAは、"レチノール""レチナール"レチノイン酸"の総称。

植物に含まれる""β-カロテン""は、【プロビタミンA】(ビタミンAの前駆体)と言われ、摂取すると小腸上皮細胞でビタミンAへ変換される。


《働き》
・視力の維持
・夜間の視力
・目や皮膚、内臓などの粘膜強化
・粘膜を保護してウイルス予防
・皮膚の乾燥・角質化の防止、美肌効果
・身体全体の成長促進

などが挙げられる。


皮膚や目の健康には欠かせないビタミンで抗酸化作用もあります。




2.摂取不足・過剰摂取になるとどうなる？


不足すると暗順応障害を起こり、薄暗いところでものが見にくくなりやがて"夜盲症"になる。


また角膜、結膜上皮が乾燥し、角質化するほか
皮膚や粘膜でも乾燥、肥厚、角質化が起こる。



摂り過ぎても健康障害が起こる事がある。
頭痛が特徴的であるほか、急性過剰症としては、"脳脊髄液圧の上昇"。

慢性過剰症としては、
"頭蓋内圧亢進症"
"皮膚のはげ落ち"
"口唇炎" "脱毛症" "食欲不振"
などの症状が現れる。



3.多く含まれる食材


ビタミンＡ：牛・豚・鶏のレバー、うなぎ、あなご、あんこう肝、ホイップクリーム、チーズ、バター


プロビタミンＡ：
モロヘイヤ、かぼちゃ、人参、春菊、ほうれん草、おかひじき、シソ葉


脂溶性ビタミンのため、油に溶けます。
野菜のみを摂りすぎて過剰摂取になる可能性は
低いと考えられます。



4.まとめ

ビタミンAは【抗酸化物質】として全身に関わる
栄養素として有名ですが、特に"目" ＂視覚"にとって非常に大事な栄養素となります。



皮膚や粘膜の機能を正常に保ち、免疫機能などにも生理作用があることがわかっています。
そのほか心臓、腎臓などの臓器が正常に働くことをサポートをします。


微量栄養素ですが重要な役割を担っております。
必要量を食品から摂取し、
体内から健康を維持して参りましょう。


・‥…・‥…・‥…・‥…・‥…・‥…・‥…・‥…・‥…・‥…

★糖質編はこちら★

★脂質編はこちら★

★タンパク質編はこちら★

★ビタミンA編はこちら★
････････････････････････････････････････････
✳︎NC fitness gym✳︎