まいぷれ伏見区 編集スタッフ
少し防災を勉強したささやんです!
地域事業所との連携
【取組のポイント】
○災害発生時,地域の一員として地域の事業所の応援・協力を得ることは,地域の防災力向上に非常に有効です。
事業所との連携は,個々の条件や取組内容が異なるため,地域との連携の可能性
を把握したうえで,具体的な取組を進めましょう。
(左京区)市原野
地元企業による避難所の協力市原野学区では,株式会社川島織物セルコンの御協力により,社有の研修施設のうち,空き部屋を付近住民の避難場所として開放していただけるようになりました。
写真は研修
施設のロビーで,担当者が総合防災訓練の参加者に施設説明をしている様子です。
市原野学区は広い学区で,避難所は小学校と市原野会館ですが,小学校は隣接学区の避難所も兼ねているため,従前から市原野学区民は市原野会館に避難していました。
避難所として開放していただける施設は冷暖房完備で,スペースが十分あり,プライバシーの確保もしやすいので,地域住民の方にも好評です。
事業所等と連携した事例としては,平成30年度に京都精華大学が施設の一部を避難所として開放する他,外国人観光客や留学生等が避難してきたときの通訳の派遣もしていただけるようになっています。
いずれの事業所も以前から協力関係ができており,自主防災会⾧の働きかけでより具体的な内容になりました。
(南区)吉祥院
デイサービス職員と連携した避難誘導訓練吉祥院学区では,吉祥院老人デイサービスセンターの職員の方が総合防災訓練に参加され,職員による車いすを利用した高齢者の搬送訓練を実施しています。
また,区の運動会にも参加され,血圧測定など簡単な健康チェックをされるなど,地域密着の活動をされています。
事業所の方針として,積極的に地域の取組に協力をいただいているのですが,地域の方からは,車いすの補助を経験したことがあまりない方も多く,好評な取組です。
(右京区)宇多野
社会福祉事業所と連携した避難支援訓練宇多野学区では,総合防災訓練の中で「社会福祉法人嵐山寮」の職員が主となり車椅子避難支援訓練及び生活介護事業者連携訓練を実施しました。
参加者からは,大規模災害時に福祉関係の車両が活躍すると「避難に支障がある方などは助かる」「実際に車椅子の方の苦労などがわかる」という感想が聞かれました。
(中京区)朱雀第二
地元の病院と連携した避難所生活における認知症患者との接し方の講座朱雀第二学区では,総合防災訓練において,避難所生活における認知症患者との接し方講座を実施しました。これは,大規模災害発生時における地域協力締結書を結んでいる洛和会丸太町病院の企画により実現しました。
講師は,京都市朱雀地域包括支援センターの職員の方で,〇×のクイズ形式で進めていただいたので,誰が聞いても理解できる内容でした。
そうした問いかけの中で特に印象に残ったことは,認知症患者であっても人としての尊厳を守ることが大切で,急がせない,驚かせない,自尊心を傷つけないということで,参加者一同大変勉強になりました。
(南区)東和
地元企業による防災品コーナー設置東和学区では,総合防災訓練で地元企業による防災品コーナーを設置しています。
防災品コーナーは,約10年前から始まり,防災品の販売及び防災品の相談を受け付けています。
この防災品を扱う中川産業は学区内にあり,普段から学区内の住民に消火器,住警器などを安く販売しています。
また,数年前に自治連合会主体で実施した,消火用バケツ設置啓発大作戦では,かなり格安で消火用バケツを販売していただいた実績があります。
企業側は利益が上がり,学区内の住民は,防災品を安く買えて,大変有益な取組です。
防災訓練・防災活動事例集 ~進化し続ける自主防災組織~(引用資料)
https://www.city.kyoto.lg.jp/digitalbook/page/0000002183.html