伏見人
「好き」が高じて、夢が次々とカタチに! 伏見っ子・鉄ちゃんの挑戦

伏見生まれ、伏見育ち。
生粋の「伏見っ子」である濱崎鉄太郎さん、通称“鉄ちゃん”。
本業は建設業で、足場を組む仕事に携わる一方、「美味しい魚を食べてもらえる店をやりたい!」という長年の夢を叶え、中書島で「海鮮居酒屋 浜ちゃん」をオープン。
さらに、ラーメン好きが高じて、2025年12月には「浜ちゃんラーメン」もスタートしました。営業は金曜・土曜の深夜限定。居酒屋営業を終えた夜11時から、鉄ちゃん自らが厨房に立ちます。
地元・伏見への愛情、食へのこだわり、そして家族への想い。
今回は、そんな鉄ちゃんの知られざる素顔に迫りました。
本業は建設業で、足場を組む仕事をしています。
体力を使う仕事なので、もちろん大変なこともありますが、昔から続けてきた仕事ですし、今でも現場に出ています。
そんな私には、昔から「いつか、美味しい魚を食べてもらえる店をやりたい」という夢がありました。その夢を実現してオープンしたのが、中書島の「海鮮居酒屋 浜ちゃん」です。現在は、店長の“やっさん”にお店を任せていることが多く、やっさんの休みの日などに私が店に入っています。
そして、もう一つの夢というか、好きが高じて始めたのが「浜ちゃんラーメン」。ラーメンが大好きで、「自分でも美味しいラーメンを作ってみたい!」という気持ちから、2025年12月にスタートしました。営業するのは、金曜・土曜の週2日。海鮮居酒屋の営業が終わる夜11時から、深夜のラーメン店に変身します。
ラーメン店では私がメインで店に立っています。中書島という場所柄、スナックなどで楽しんだ後に「最後にラーメンを食べたい!」というお客さんも多く、深夜ならではの楽しい雰囲気があります。


「浜ちゃんラーメン」で大切にしているのは、やっぱり素材です。せっかく自分が作るラーメンだからこそ、「美味しいものを出したい」という気持ちは強く持っています。
例えば、醤油は伏見・板橋地区の「小山醸造株式会社」さんから仕入れています。明治17年創業という、歴史のある醸造元です。伏見には酒蔵がたくさんありますが、私自身も伏見で生まれ育ったので、「地元のものを使いたい」という思いがあります。
麺は、京都市南区にある「麺屋 棣鄂(ていがく)」さんから仕入れています。妻の同級生が勤めています。
そして、「浜ちゃんラーメン」の大きな特徴が、3種類の麺から選べること。細麺、中太麺、そして特徴的な「ウイング麺」の3種類をご用意しています。
同じスープでも麺が変われば、食感やスープとの絡み方も変わります。「今日は細麺にしよう」「次はウイング麺を食べてみよう」など、ぜひ自分好みの組み合わせを見つけてもらいたいですね。
もちろん、大盛りにもできます。チャーシューも自家製。ラーメンだけではなく、深夜にちょっと食べたくなる居酒屋メニューも用意しています。
営業時間は深夜4時までですが、お客さんと話が盛り上がって、気がつけば明け方近くまで営業していることもあります(笑)。
「ラーメンを食べに来たのに、いつの間にか話し込んでしまった」。
そんなお店になれば嬉しいですね。
もちろん、一番好きなのは「浜ちゃんラーメン」です!(笑)
金曜・土曜の深夜だけの営業ですが、お客さんとワイワイ話をしながらラーメンを作る時間が、私自身も楽しいんです。中書島は昔から、いろいろな人が集まる場所。
仕事帰りの人、飲みに来た人、スナック帰りの人など、夜遅い時間にも人の気配があります。そんな中書島で、「夜に食べるラーメン」として、浜ちゃんラーメンをもっと知ってもらいたいと思っています。そのためにも、ラーメンの研究は欠かせません。
「もっと美味しくできないか」「こんな味はどうだろう」と考えながら、他のラーメン店にも足を運んで、いろいろなラーメンを食べています。
実は、私の伏見への思いには、家族の歴史も関係しています。私の祖父・濱崎秀は、明治10年生まれ。大倉恒吉商店株式会社、現在の月桂冠に勤めていました。月桂冠のホームページにも、初代の技師として紹介されています。
こうした祖父の時代から続く伏見とのつながりを考えると、私にとって伏見は単なる「住んでいる場所」ではありません。生まれ育ち、仕事をし、人と出会い、家族と暮らしてきた大切な場所。だからこそ、これからも伏見・中書島で、自分にできることをやっていきたいですね。
そして、いつか「京都ラーメン」だけではなく、「中書島ラーメン」という言葉が生まれたら最高ですね!
おすすめのお店ですか?
もちろん、「海鮮居酒屋 浜ちゃん」です!(笑)
「自分のお店ばっかりやん!」と思われるかもしれませんが、やっぱり自信を持っておすすめできます。
特に食べていただきたいのは、新鮮なお刺身。「美味しい魚を食べてもらえる店をやりたい」という、私自身の昔からの思いが詰まったお店です。海鮮丼も人気メニューですよ。
店長の“やっさん”が阪神ファンということもあって、阪神戦がある日は、試合を見ながら楽しむお客さんも多いですね。ただ、私は巨人ファンなので……そこは少し控えめにしています(笑)。同じ店なのに、店主と私とで応援するチームが違う。それも「浜ちゃん」らしさの一つかもしれません(笑)。
そして、もちろん「浜ちゃんラーメン」の宣伝もさせてください! 8月末からの新メニュー「浜ちゃんブラック」が大人気です。濃いめの味わいで、飲んだ後にも食べたくなる一杯に仕上げています。金曜・土曜の夜11時から営業していますので、「飲んだ後にもう一軒」という方も、ぜひ立ち寄ってください。
ラーメンだけでも大歓迎です!
中書島の夜を楽しんだ最後に、ぜひ「浜ちゃんラーメン」で締めてください!


今は、娘の成長を見ることが何よりの楽しみです。
実は子どもが6人いて、娘は2人目。これがまた、可愛いんですよ(笑)。仕事はもちろん大切ですが、仕事が終わって家に帰り、子どもたちと遊ぶ時間も、私にとって大切な時間です。忙しい毎日の中でも、家族との時間はできるだけ大事にしたいと思っています。
そして、仕事の面での目標は、やっぱり「浜ちゃんラーメン」をもっともっと多くの人に知ってもらうこと。
今は金曜・土曜の深夜営業ですが、「中書島に浜ちゃんラーメンあり!」と言ってもらえるくらいの人気店になったら嬉しいですね。
そして、もう一つの夢が「テレビ取材」です!
「深夜営業のラーメン店」というだけでも、ちょっと面白いと思いませんか?(笑) ただ、人気店になれば、平日の日中にも営業できるかもしれません。そうなれば、いつか2店舗目を出すことも夢ではありません。
まだまだこれからです。まずは、一杯一杯のラーメンを大切にして、「また食べたい」と思ってもらえる店を作っていきたいですね。
そして現在、「浜ちゃんラーメン」ではアルバイトも募集中!
「ラーメンが好き!」「深夜の時間帯でも働ける!」「お客さんと話すのが好き!」そんな方がいたら、ぜひ名乗りを上げてください。
一緒に「浜ちゃんラーメン」を盛り上げましょう!

「最後の晩餐に食べたいものは?」と聞かれたら……。
もちろん「浜ちゃんラーメン」です!
……と言いたいところですが(笑)、やっぱり私はラーメンが好きなんですよ。
ラーメンは、今や日本を代表する国民食の一つ。
私自身も昔からラーメンが好きで、いろいろなお店で食べてきました。そんな私が、どうしても忘れられないのが、昔、中書島にあった「三喜」というラーメン屋さんです。一時期には、京阪伏見桃山駅前で屋台を出されていたこともありました。もう閉店してからかなりの年月が経ちましたが、私の中では、中書島のラーメンといえば「三喜」という印象が今でも残っています。
当時の中書島には、今とはまた違った雰囲気がありました。
「中書島に来たら、三喜のラーメンを食べる」。
そんな存在だったんですよね。だからこそ、私が「浜ちゃんラーメン」を始めたのも、単にラーメンが好きだからというだけではありません。自分が生まれ育った伏見で、「また新しいラーメンの文化を作りたい」という思いがあります。
京都には「京都ラーメン」という言葉があります。だったら、いつか「中書島ラーメン」という言葉があってもいいんじゃないか。まだまだ始まったばかりの「浜ちゃんラーメン」。
金曜・土曜の深夜、中書島で飲んだ後に、「今日は浜ちゃんで締めよう!」と言ってもらえるような店を目指しています。
最後の晩餐に食べたい一杯。
そんなラーメンを、これからも作っていきたいですね。
【編集コメント】
最近、深夜にラーメンを食べると胃がもたれる、私です...
そもそもラーメン大好き人間なんですが、いかんせん年には勝てません。
さて、今回紹介させていただいた”鉄ちゃん”の愛称で親しまれている 濱崎鉄太郎さん。実は、私がまいぷれをスタートする前からの知り合いです。以前は、鉄ちゃんのご両親も、私の実家近くに住んでおられました。
昼間は「本業」(建設業)、夜はたまに「海鮮居酒屋店主」、そして深夜は「ラーメン店主」と三刀流の忙しさ。早く、ラーメン店のスタッフが見つかるといいですね!
参考までに、文中に出てきた『ラーメン三喜』さんのNOTE記事です。よければ参考にしてください!
▶ NOTE記事
中書島にあった「ラーメン三喜」――あの赤ちょうちんを覚えていますか?
(取材 編集長)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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