先日開催された浄土宗寺院の特別公開に参拝してきました。
事務所近くの大蓮寺さん、阿弥陀寺さん、西岸寺さんの3ヵ所です。

大蓮寺さんと、阿弥陀寺さんは、残念ながら写真撮影禁止。

西岸寺さんは、ご住職のお話に花が咲き、写真の機会を逃しましたが、普段目にすることのない「油掛地蔵尊」は写真に納めることができました。

この油掛地蔵尊は、鎌倉時代のものといわれており石造りの立像です。

油を注いで祈れば、願いがかなうとのこと！
この油の層が、なんと数センチも有るそうです。

そんな西岸寺さん。
芭蕉の句でも有名です。
「我衣(わがきぬ)に ふしみの桃の しづくせよ」
これは、伏見の銘酒『桃の滴』（松本酒造）の銘々の由来になったとか。

ご住職曰く「名前の由来になったのに、桃の滴のお供えがないのが残念。。。」とのこと。
ぜひ、口コミで広めてください！？とおっしゃっていました。


西岸寺（住所：京都市伏見区北浜町592）
鎌倉時代の創建。
鳥羽伏見の戦いで類焼。地蔵堂だけ残る。

大蓮寺（住所：京都市伏見区北浜町592）
平安時代後期の創建。
現在の本殿は鳥羽伏見の戦いの兵火を逃れた貴重な建造物とのこと。

阿弥陀寺（住所：京都市伏見区西大手町309）
創建は正確には不明（恐らく江戸時代初期）
ホームページを作っておられます！ぜひご覧ください。
>> 福聚山 観音院 阿弥陀寺