編集長、私に1000円ください。
1000円分のポップコーンを作ろう! 2004/12/09
1
うう、俺の野口英世・・・
そんなにぎゅっとつかんだら
せっかくの新札がしわになっちゃうよー。
社内での会話
「今回は1000円分のポップコーンを作ろうかと思うの」
「いいねいいね♪ポップコーンたべたーい!」
「1000円分ならおみやげもできるよね」
「うんうん、やろうやろう!」
「俺、カレー味のやつ好きやねん」
って、ちょっとまてー!俺の金やんけ!
何はともあれ、今回も1000円をいただきました。
2
こんなにたくさんの豆!ハトがいたらさぞ喜ぶことでしょう。
そして買ったポップコーン豆。
一袋100円で200g、10袋でなんと2キロ!
さすがに私もこんなにたくさんポップコーン作ったことないなあ・・・
3
大草原の小さな家にあこがれて10年前に衝動買いした鍋。
じゃーん!これが噂のポップコーン専用鍋。(ナカムラ家秘蔵)
やたらでかい上にポップコーン以外は作れないという、ほとんど役立たずのシロモノ。こんなところで陽の目を見るとは・・・よかったよかった。
※ポップコーンは普通のお鍋で充分作れます。
4
ジャラジャラジャラ、と豆を入れ、サラダオイルと塩も入れてから火にかける。
豆が焦げないように鍋をゆらしていると、ポン!ポン!って豆のはじける音が。だんだんポップコーンができてきた~
5
うわぁ~、いいにおい♪
たべたいよぅ
ポンポンポンポポポポンッ
バクチクみたいな音が激しく続き、だんだんおとなしくなってきたころ鍋から出来上がったポップコーンがあふれてきた。
どうよ、この出来栄え。
6
バケツってこういう使い方するんだっけ?たしか洗面器も似たような使い方をした覚えが・・・
※バケツは新品です、念のため。
出来上がったポップコーンをバケツに入れる。200gの豆がバケツ1杯に・・・これは先が楽しみだわ。
あっ、つまみぐいをするやつがっ!
画像もぶれる素早い手の動き、これはいったい誰だ。
7
次はカレー味に挑戦。なんかすごい色だなあ。ゴホゴホ・・・むせるし。
思いっきりカレーの香り。この時点でビルのフロア全体にカレーの香りが漂い、廊下に出てくる他社の人もいたとか・・・
「ちょっとやらせて♪」
カレー味に積極的な編集長。神戸ではカレー味が主流だったんだと力説。ホントですか??
8
とんこつ味、焼肉味もやりたかったけど周囲の猛反対を受けた。
カレー味がうまくいき、調子にのって「おでん味」にも挑戦。
社内が異様なニオイに包まれ、息ぐるしくなる人も・・・生命の危機を感じて急遽中止。おでんの素は岩石のような固まりになり、味のないポップコーンができた。
やっぱりこれはおでんを作るときに使おう。
9
これ、いったい誰が食べんの?
「編集長、夕飯まだでしたよね?」
たまったポップコーンをビニール袋に入れていく。バケツと45リットルのビニール袋にはいろんな使い道がありますね。
ポップコーンもこんなにあると圧巻。これで500円くらい。
10
後日、浅草寺のハトたちにポップコーンをまき、たこやき屋のおばさんに追いかけられて怒られたという事件あり。※現在浅草寺はハトにえさをやってはいけないことになっています。みなさん真似しないように・・・
大きい順に、塩味、カレー味、そして「はと用」
※おでん味で失敗した味なしポップコーンは、はとにあげることに決定。
撮影後、みんなに配れるように1袋50gずつ計って袋詰めに。その数なんと35袋!
「来年のお祭りは、ポップコーン売る?」
「編集長用」ポップコーンをかついで帰宅する後姿がなぜか悲しげ。
このフロアからカレーと焦げたおでんの異様な香りは3日間続いたという。
編集長、私に1000円ください。 written by 編集部ナカムラ
編集長のポケットマネーから月々1000円をもらって、
それを有効に使うというこのコーナー。
はたして1000円はどこまでがんばれるのか!?
たかが千円、されど千円。 いやいや、「さすがは千円」でしょ。
編集長がいやだと言うまで続けたいと思います。
(ちなみに消費税は自己負担)